日本対がん協会からの返答をアップ2009/03/08 14:24

久しぶりにブログを更新した昨日
日本対がん協会からファックスが届きました。
昨年9月にいただいた回答書に、追加で質問をお送りしていましたが
それに対する返答です。
半年かかった形ですが
昨年は日本対がん協会50周年でなにかとお忙しかった様子。
対応してくださった担当の方が退職なさるそうで
辞める前にと送ってくださったようです。
お忙しいなか、ありがとうございました。

いただいた返答は、さっそく会のホームページにアップしました。
◆こちら◆のページです。

一番教えていただきたかった、ほほえみ基金開設以来の収支については
以下の通りだそうです。

ほほえみ基金収支(通年収支)
収入 支出 収支 一般財源
から繰入
翌年度
繰越金
2003年度 8,116,668 15,901,974 ▲7,785,306 7,785,306 0
2004年度 6,988,473 23,659,671 ▲16,671,198 16,671,198 0
2005年度 12,005,781 20,267,878 ▲8,262,097 8,262,097 0
2006年度 55,781,171 30,460,643 25,320,528 0 25,320,528
2007年度 84,410,682 33,100,652 51,310,030 0 51,310,030

※繰越金は次年度収入に繰入とする

年を追うごとに寄付金が増えてきた様子が手に取るように分かります。

協会HPに掲載されている07年度ほほえみ基金の寄付金総額59,065,800円と
上記の表にある06年度の繰越金25,320,528円を足すと
84,386,328円のはずで
表にある07年度収入のほうが24,354円多い……?

なんていう細かい点はさておき。

何より驚いたのは、ほほえみ基金ってこういう性格の基金だったのですね。
私、基金というのは、何かの目的のためにお金をプールして
集まったお金の使い道を運営委員会等で検討し、分配していくのかと
勝手に思い込んでいました。
つまり、お金が集まってから使っていくのかと。

が、上の表からすると「ほほえみ基金」とは
「乳がんのために」と寄付をくれる企業・個人・団体が増えて
最初はその受け皿としてとりあえず設けられた基金なのでしょう。
おそらく、朝日新聞主催のピンクリボンフェスティバルのスタートと
その後の規模拡大に連動して、寄付金が増えてきたんでしょうね。

一方、日本対がん協会の乳がん関連事業は
ほほえみ基金のお金の集まり具合とは関係なく
全体の流れのなかでプランが練られ、実行されてきたのだと推測されます。
基金設立後は、乳がん関連事業に基金の収入を充当し
足りない分を一般財源から補てんする形で来ているのでしょう。

どれだけ集まるかわからない基金の寄付金を待っていては
事業が進まない!ということでしょうか。
基金の運営について法的に細かな決まりがあるわけでもないようですから
これはこれで問題ないのでしょうが
気になるのはその使い道と、今後です。

支出に対して寄付金が急激に増加した結果
2006年度で約2500万円、2007年度で約5000万円の繰越金がたまっています。
がん関係のNPOでも
これを上回る予算規模の団体は数少ないのでは?

これを今後どう使っていくのか。

HPの支出明細表では
2008年の「協会50周年記念事業に次期繰越金」とするとなっています。
2008年度の収支は、協会の決算が終了し理事会で承認がえられてから
6月末~7月ごろにHPにアップされる見込みです。

何にいくら使ったのか、今後も詳細な情報公開が継続されるよう願います。

コメント

_ 飯嶋 ― 2009/03/17 21:34

報告、ご苦労さまでした。ほほえみ基金の報告では、2600万円弱が、50周年事業のために繰り越されているんですよね……。ホントに何に使ったんだか目が離せません。

_ てらだ ― 2009/03/18 09:59

飯嶋さん、こんにちは! コメントありがとうございます。
うちは朝日新聞を購読しているので、昨年、50周年事業の一環として掲載された日本対がん協会名のさまざまな記事を目にしました。
通常、新聞に全面広告を出すといくらぐらいかかるのか、気になって調べたことがあります。ほら、「意見広告」って時々あるじゃないですか。ピンクリボンについても「意見広告」出せたらいいかもね、なんて話が仲間内で出て、いくらするんだろうと。
そしたら、朝日新聞社の広告料金シミュレーターなんてものがあって、それで全国版の一番安い面で、全面(15段以上)、モノクロ等々、設定していくと、安くても4000万円ぐらいかかるようです。
http://adv.asahi.com/rate-sim/index.html
日本対がん協会の記事を見ながら、これも50周年記念事業の支出項目なのかなぁ? 乳がんの記事についてはほほえみ基金から出るのかなぁ? それとも、朝日新聞だから掲載料はオマケしてくれるのかなぁ? などと妄想をふくらませておりました。
意外と「掲載料はオマケ」なのかもしれません。寄付があった法人・個人の掲載も、新聞紙面に空きがあった時に入れさせてもらっているというような話でしたし。
こうして妄想をふくらませてしまう人間のためにも、使途明細の公表をぜひ拡大継続していただきたいです。

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