始まりの終わり、終わりの始まり2008/10/11 23:25

みなさん、こんにちは。
グラマラス編集部の回答書をアップしてから、早1週間がすぎました。

今後どうするか、どのような形で署名活動を終息させるか
けっこう早い段階でおおよその考えはまとまっていたのですが
ほんとにそれでいいのか
自分のこころと相談したり、仲間に意見をきいたりしておりました。

結論。
――今日の記事、めちゃ長になりそうなので、先に書きますと
これ以上、グラマラス編集部に追加で抗議するとか、追求を強めるとか
そういう方向へは行かず
署名活動はこれをもって終息に向かわせるとともに
次なるステップへシフトしていこうと思います。

グラマラス編集部からの回答書は、本当に残念な内容でした。
あんな内容しか引き出せなかったことに
問題の根深さにくわえ、自分のふがいなさを感じさせられました。
これまで見守ってくださったみなさんのなかにも
結局あの程度かよ、と落胆なさった方がおいでかもしれません。

でもこれ以上追求を続けて消耗感をつのらせるより
自分たちが当初目指したことの実現にむけて
より建設的な活動につなげていくほうが、はるかに有意義だと考えました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

署名活動では、「四桁に乗せる」と「回答書をもらう」という
具体的な二つの目標をかかげました。

四桁に乗せる
これはみなさんのご協力で見事達成!
グラマラス編集部宛ての抗議署名は、1854人分に達したんですよ、お客さん。
これは、東銀座の歌舞伎座をほぼ埋め尽くす数でございます。

え? 歌舞伎座、行ったことない?
歌舞伎、楽しいからぜひ一度お運びを、……という話は置いといて。

回答書をもらう
これについても、ひやひやした部分はあったのですが
グラマラス編集部、日本対がん協会、乳房健康研究会、それぞれから
文書をいただくことができました。
(まだご覧になっていない方は、◆会のホームページ◆をご覧ください)

グラマラス編集部がお金のことを明らかにしてくれなかったのは本当に残念ですが
文書をいただけたのは大きかったと思います。
今後も続けるとおっしゃっているピンクリボン運動、
次はどのような形で実施されるか、注目です。

日本対がん協会は早々と回答書をくださいました。
「ほほえみ基金」について
「基金開設以来の収支については協会内部資料として保存しており
 金額だけならお答えすることは可能です」との回答をいただいています。
これについては当初から明らかにしていただきたいと考えていましたので
ぜひお教えくださいとお願いしてあります。
引き続き、ご返答をいただけるよう、お願いしていきます。

乳房健康研究会からは、非常に前向き・建設的な回答をいただきました。
目下、乳がん月間でお忙しいことでしょうが
回答に示していただいた内容を
今後少しずつでも確実に実現していただけるのを楽しみにしています。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

四桁に乗って、回答書をもらった署名活動。
これによって、活動を始めたそもそもの目的も
ほぼ達成できたのではないかと考えています。

わたしがいてもたってもいられなくなって署名活動を始めた理由は
つきつめれば、二点あります。

抗議の声を拾い集め、届けたかった
「署名」という形をとったのは、このためです。
なおかつ、声をしっかり受け止めてもらうには
匿名ではなく、実名で、顔のみえる形で届ける必要があると考えました。
そして、1854人分の署名をたずさえて、講談社にお邪魔しました。
それまでも電話・ファックス・メールによる抗議はありましたが
実際に会社まで出向いた抗議者は、わたしと同行者が初めて。
1時間半にわたってお伝えした内容は
対応してくださった担当者、さらに編集部にしっかり届いているものと信じています。

まだ社会的に問題として認知されてもいないことを掘り起こしたかった
これまでもお祭り騒ぎ的ピンクリボンに違和感を感じ
ブログ等で発信している方が何人もいらっしゃいましたが
「グラマラス」のような企画まで登場するにおよび
ピンクリボン・チャリティのあり方に疑問を感じている人間がいることを
広く社会に訴えたいと思いました。

人気ブログランキングの「ポチ」作戦もその一環。
ご協力くださったみなさん、ありがとねー。
「NPOブログ記事の読み比べ評価!」も、おかげさまでその後もポイント数が伸び
今日現在、3610ポイント。堂々のリスト第1位です。

さらに、必ずしも署名の数につながらなくても
できる限り多くの人と話をしようとつとめました。
全国65グループの患者会に通知を出し、半数近くに電話をかけたほか
首都圏の主だった患者会――
「あけぼの会」「ブーゲンビリア」「ソレイユ」「イデアフォー」の代表の方々と
直接お会いして話をさせていただいたり、メールを交わしました。
「署名なんて労力がかかるばかり」「落としどころがあいまい」
「対象とする問題点が分散している」といったご批判もいただきました。
あるいは「組織として会員に署名を求めることはできない」
「がん対策基本法への協力等、仕事がふえるなか
ピンクリボンのことまで関わる余裕がない」など
さまざまなご意見をいただきましたが
一方で、「頑張っている仲間にエールを」と
署名を集めてくださったグループも複数ありました。

実は、国会議員にも女性議員お二人に接触しました。
お一人は、あるシンポジウムの会場で、細かいところまで記憶が定かではありませんが
「先だってグラマラスな人たちが、グラマラスな企画をなさったようですが
 そういうのではなく、もっと地に足のついた形で啓発活動を展開していくべき」
といった趣旨のことをマイクを通して発言してくださいました。
もう一人の議員の方も、運動の進め方についてアドバイスしてくださったり
陰でいろいろとご協力くださいました。

さらに乳がんを経験したタレントとして活躍してらっしゃる方にも
お知らせを送ったところ
直接は協力できないけれど、自分なりに戦っていきます、応援しています!と
直筆のお返事をいただきました。

「さすらいのリンク集」にあげたように多くの方々がブログで取り上げてくださったり
ピンクチェーンのバナー等で、署名活動を支持しますと表明してくれたのも大きい。

何より、署名に協力してくださったみなさんが、署名集めのなかで
周囲に根気強く話をしてくださったことで、
どれだけ多くの方がこの問題に目をむけてくださったことか。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

今後ですが、まず署名活動の締めくくりとして、年内を目途に
「社会的に問題として認知されていないことを掘り起こす――第二弾」
のアクションを、仲間から有志をつのっておこそうと考えています。
このような署名活動をおこなって、これだけの数があつまり
このような回答書をもらったということを、広くアピールしたいのです。
具体的なことは、また時期が来たらご報告しますが
そこまでやって、当初考えていた目標は、ひとまず達成かなと思っています。

そうそう、その前に。
実は締め切り後に届いた署名が11人分ずつあります。
せっかくですので、これも近日中に三者にお送りするつもりです。

そのあとは、このブログ、ホームページ、掲示板を維持しつつ
納得できる筋のとおったピンクリボン・チャリティが常識となる日をめざし
できる活動を続けていきます。
ホームページは来月あたり、記録保存用の形に編集しなおす予定です。
その際、「呼びかけ人」のリストをどうするか、悩んだのですが
一言メッセージを消すには忍びなく
お名前をイニシャル化して残させてもらおうと考えています。


今日の記事のタイトル、「始まりの終わり、終わりの始まり」としましたが
今まさにそんな心境。
(これ、元々はイギリスのチャーチルさんが使った表現だと思うんですがね
 由来については◆こちら◆を参照)
数年前からわきおこりつつあったピンクリボンへの疑問の声を
広く社会にぶつけ始めた活動が、ひとまず終わりを迎えるとともに
おかしなピンクリボンが終わる日にむけて、あらたなスタートを切ろうとしている、
そんな気分です。

もちろん、当会の署名活動とは別に
ブロガーのみなさんも活動を続けておいでです。
リンク集にあげたブログでも、ピンクリボン月間に入って
活発に記事をアップされている方が複数いらっしゃいます。
人によって考え方はさまざま、提示の仕方もさまざまですが
どれも貴重な意見です。
お時間と興味のある方、ぜひあそびに行ってみてください。

最後になりましたが
ここまで支えてくれたみなさんに、あらためて心から感謝。

ミクシィ内で折に触れて相談にのり、叱咤激励してくれた仲間のみんな。
呼びかけ人に入ってくださったみなさん。
表だっては応援できないけれどと言いながら、
右も左も分からぬ人間を、さまざまな形でサポートしてくださったみなさん。
暑いさなか、一生懸命署名をあつめてくださったみなさん。
ブログのポチに根気強くご協力くださったみなさん。
ご自分のブログで活動を紹介してくださったり
応援のメッセージを寄せてくださったみなさん。
そしてそして。
こんな活動をはじめた妻に愛想をつかすどころか
私書箱チェックの役をかってでて、全面的に協力し、支えてくれたわが夫。
本当にどうもありがとう。

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終わりを迎えようとしているのに
「病気」ジャンルを飛び出して
「ニュース/全般」に乗り換えるという暴挙に出ました。
一瞬でいいから上位に入れたらうれしいので
ポチにご協力、よろしくお願いいたしま~す!

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コメント

_ みゆりん ― 2008/10/13 00:03

ほんとうに、お疲れ様でした。

今回のエントリーを読みながら、抗議文を送ったことや署名運動の準備でお会いした事など、いろいろと思い出しました。
治療を続け、生きていく限り、不透明なチャリティには目を光らせて行きましょう!

まずは、お疲れを癒してくださいませ。

_ きょんた ― 2008/10/13 09:42

ほんっっとうに、お疲れさまでした。
ピンクリボンをはじめとするチャリティの今後にとっても、てらださんご本人にとっても、大きな一歩、だったと思います。

上のかたも書いていらっしゃるように、まずはゆっくり疲れを癒してくださいね。

_ てらだ ― 2008/10/13 13:31

みゆりんさんも、お疲れさまでしたー。
3月から勘定すると、7ヶ月ですねぇ。
あの印度料理屋、話のほうにばかり気が行って、味の記憶が不確か……。また行きましょか。

きょんたさん
いろいろとありがとうございましたー。
切り替えが下手くそな人間なので、なかなかパッとはいきませんが、
区切りをつけたことでずいぶんほっとしました。

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