乳房健康研究会へ署名提出2008/08/29 13:23

乳房健康研究会への署名提出時の模様

昨日8月28日、最後の署名提出先、乳房健康研究会にうかがい
「寺田真由美 ほか 1801名分」の要望書を届けてまいりました!

今回もまた、寺田真由美ほか2名、計3名でうかがいました。
先方は、会の発足にあたられた4人の医師のお一人、
聖マリアンナ医科大学の福田先生と
理事・事務局の3人の女性が対応してくださいました。
福田先生は昨日がちょうど休診日で
いろいろな活動に当てられている日だったそうです。
お忙しいなか、お時間を取ってくださり、ありがとうございました。

署名簿は4冊にまとめてお渡ししました。
そして日本対がん協会の時と同様、活動を行った経緯について
ピンクリボン運動が広がってチャリティが増加するなか
『グラマラス』のセミヌード企画が登場し
乳がん啓発活動のチャリティにセミヌードが使われた安直さに
大勢の患者が傷ついたこと、
乳がんが商売に利用されていると感じられてしまう不愉快さがあったことをお伝えし
あの企画にやり場のない思いを抱えた患者や
疑問を感じた人たちの声を届けたいと、署名の形で活動したとご報告しました。
あわせて、誰もが納得できる形のピンクリボン・チャリティとなることを願い
3つの要望事項をあげさせていただいたので
ぜひとも回答をいただきたいと、お願いしてきました。


福田先生からは、乳房健康研究会の活動内容について主に2つ、お話がありました。

1つは、乳房健康研究会が「早期発見のための啓発活動」に特化した団体ということ。
これに関連して、先生が中心となってこの7月に設立された団体
「キャンサーリボンズ」のお話もうかがいました。
キャンサーリボンズは、2、3人に1人ががんになるという時代、
「『治療と生活をつなぐ』情報や、心身の適切なケア」を提供するべく
乳がん、あるいは婦人科系のがんに限らず、広くさまざまな部位のがんを対象に
患者、その家族、友人への支援を目的として設立されたそうです。
それに対して乳房健康研究会は、手遅れになる前に受診してほしいとの願いから
啓発活動を目的に活動を行っているというご説明でした。

「ピンクリボン」とは本来何なのか
早期発見だけでなく
もっと広く乳がんで悲しむ人を目指すべきではないかという考え方もできますが
しこりが大きくなるまで気づかない、あるいは受診しない人も多いなか
啓発活動が重要であることは事実です。
その意味で、早くから啓発活動に重点をおいて
さまざまな形でアピールなさってきたことに、あらためて敬意を表します。


もう1つのお話は、マンモ検診について。
乳房健康研究会では決してすべての年齢層の女性に
マンモ検診を勧めているわけではなく
セルフチェックをふくめ、年齢に応じた正しい検診の知識を広めるべく
活動なさっているということでした。
そのために作成されたさまざまな啓発ツールも見せていただきました。

そのひとつが、今年の5月3日、4日にひらかれた
元X-JAPANのHIDEさんの追悼コンサート「hide memorial summit」
配布されたリーフレットです。
これには年代別にどういったブレストケア、検診がおすすめか
セルフチェックの説明付きで書かれています。
また10代の女性についても初めて言及したということで
「生理の周期によって乳房がどう変わるかをキャッチして」など
自分の乳房について関心をもつことをすすめています。
一方で、この年代の女の子に「乳がん」の話を不用意にすると
「お母さんが乳がんで死んでしまうのでは」など、恐怖心が先走る恐れもあって
難しいというお話でした。

こうした資料を拝見しながらお話をうかがって
乳がんのために、医師や患者の意見を取り入れつつ
真摯な態度で活動なさっていることが伝わってきました。

その後もさらに、ピンクリボン・チャリティのあり方や
「売上の一部を○○へ」という形で行われる販売促進活動について
いろいろと話をさせていただきました。
こちらからいくつか、参考にしていただけたらと
他団体の資料もお持ちしたのですが
「今後、気持ちよく寄付をしていただくためにも、こういった工夫は必要かも」
とおっしゃっていただけて、非常にうれしく思いました。

そんなこんなで話は続き、気がつくと2時間以上経過。
長時間にわたって対応してくださって、本当にありがとうございました。
1801名分の署名の重みを充分理解した上で
誠意をもって受け取っていただけたと感じています。
回答をいただけるのを楽しみにお待ち申し上げます。

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なお、今回わたしは、自己紹介代わりに自分の診断書のコピーを持参しました。
署名提出にあたっては、これまで名刺をお渡ししていましたが
乳がん患者であると主張して活動しているものの
名刺だけでは実際に患者かどうか、どういう素性の者か分かりません。
別に患者でなければ今回のような抗議・要望の活動をするべきではない、
などとは考えませんが
患者だと主張するなら、それを実証できる書類をお持ちすべきだったのではないか
名刺だけお渡しして話をするというのは、ある意味非常に失礼だったのではないかと
2回の署名提出を経て、ようやく思い至った次第です。
なにせわたしもこんな経験は初めてなもので(汗)。
ですので、すでに署名をお渡ししたグラマラス編集部と日本対がん協会にも
念のため同じ診断書のコピーを近々お送りしようと思っています。
提出時にそこまで思いが至らず、失礼いたしました。


とにかく!
おかげさまで3ヵ所すべてに署名を提出しおわりました。
あとは回答をいただけるのを待つばかりです。
いただいた回答は、ホームページのほうにアップする予定です。
ブログでもお知らせしますので、次の更新を楽しみにお待ちください。

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コメント

_ しょこ ― 2008/08/29 16:04

はじめまして。
陰ながら応援していました。
ピンクリボン運動に不愉快を感じながらも静観していた私でしたが、なにか言葉を残したくてコメントしました。
本当にご苦労様でした。

_ てらだ ― 2008/08/29 18:43

しょこさん
コメント&応援、ありがとうございます♪
半年前までピンクリボンについてぼやっとしたイメージしか持っていなかった人間が、ここまでたどり着けたのも、皆さんの思いと応援があったからこそです。
これからもよろしく。

_ きょんた ― 2008/09/01 10:03

お疲れさまでした~!
真摯な、納得のいく回答がありますように!

_ てらだ ― 2008/09/01 17:27

きょんたさん
ありがと~♪
はいー、前向きな、納得のいく回答をいただけたらいいのですが。

乳房健康研究会と日本対がん協会は、10月の乳がん月間前でお忙しいはず、
そんななかほんとに恐縮ですが
10月は数々のピンクリボンチャリティが行われる時期でもありますので
回答ととおしてそれぞれのお立場を示していただけたらと願っています。

_ K ― 2008/09/03 19:52

あるドクターのブログを拝見して、偶然知りました。
大手有名出版社と著名な女性写真家の無神経さに驚くというより、あきれました。
人の心の痛み、不安、病とたたかう苦しみ、姿が変化する哀しみ、嘆きを
少しでも想像できたなら、思いやれるなら、このようなことができるでしょうか。
別な場面では、ゲイジュツカと呼ばれるのでしょうか。

言葉が過ぎていましたら申し訳ございません。
みなさまのより良い日々を願っております。

_ てらだ ― 2008/09/04 01:48

Kさん、コメントありがとうございます。
問題の4月号が発売されてから、あと数日で半年が過ぎようとしています。
我ながらしつこいなーという想いもチラリある一方で、
ここでしっかり声をあげておかないと、また同じようなことが起きかねないという危機感も消えていません。
署名してくださった1800を上回る皆さんの声をすでに届けてまいりました。
回答書をお待ちしながら、少しずつでも変化につながるよう、祈るばかりです。

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