グラマラス編集部へ署名提出2008/08/23 15:56

グラマラス編集部へ署名簿提出

昨日8月22日、講談社に署名の提出にうかがい
「寺田真由美 ほか 1854名分」の抗議書を届けてまいりました!

写真は提出時の様子です。
今回もわたくし寺田真由美のほか、2名が同行、計3名でうかがいました。
先方は編集部の担当の男性と、広報部の男性、お二人で対応してくださいました。
お渡ししたのは5冊。
グラマラスへは、自由形式で書いて送ってくださったメッセージがたくさん届いたので
それを1冊にまとめました。
あとの4冊が署名簿です。

まず、署名活動を始めた経緯について
セミヌードという形でピンクリボン・チャリティが行われた、手法の問題だけでなく
お金のことがあいまいであるという、チャリティとしてのあり方に疑問を感じて
行った活動だとご説明しました。

今回は、計1時間半にわたって話をさせていただいたのですが
先方からも「10WOMEN」という企画を行った理由などについて
いろいろとお話がありました。

4月号の雑誌本体に次のような説明がありますが
今回のお話も、ほぼそれに沿った内容でした。

私どもは創刊以来グラマラスなファッション、グラマラスなビューティと同時にグラマラスな生き方についてもさまざまな提案をしてきました。
そうした生き方の大事なファクターのひとつに「社会貢献」が挙げられるのではないかと思います。
創刊3周年にあたって女性ファッション誌としてできる社会貢献が何かないものかと考え、ピンクリボン運動へのチャリティを企画しました。

ですが、これは私の個人的な感想ではありますが、率直に申し上げて
「乳がん」に関する知識も、「チャリティ」の行い方についての調査も不十分なまま
社会貢献事業を行うことを大きな目標として
「乳がんの啓発活動」と「寄付活動」を行われたのだなと感じました。

あのような企画について患者がどう思うか、もっと慎重に検討するなり
乳がん関連団体や患者会に問い合わせるなり、できなかったのか。
雑誌として読者に乳がんの啓発活動を行うにあたり、
乳がんがどんな病気であるのか、
検診で乳がんと分かったらどんな治療を受けることになるのか
どこまで勉強なさったのか。
疑問を感じざるをえませんでした。

そのあたりの話も、昨日させていただきましたが、
ここでその内容をお伝えしようとすると、私見が混じってしまう危険性があります。
先方には、抗議書にある3項目について回答書をいただきたいとお願いし
そこに編集部として今回の企画に関する考え、皆さんへのメッセージがあれば
盛り込んでいただきたいとお伝えしてありますので
その文書をいただくまで待ちたいと思います。

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また、3項目のうちの最初、
「4月号の特別定価分100円のうち、いくらが寄付にまわされたのか、
明示してください」についてですが
昨日、収支の内訳を出すのは難しいというお話がありました。

ですが、「10WOMEN」の巻末、医療情報やチャリティ企画に関するページには
「4月号の収益の一部は、こうしてチャリティに使われます!」
という見出しのもと
次のように書かれています。

今回、いつもよりも100円価格を上げたグラマラス。この値上げしたことによる収益を、乳がんの早期発見、征圧をめざす「ピンクリボン運動」を進める2団体に寄付します。

このように銘打った以上
消費者に寄付金の負担を求め、消費者から寄付金を預かった上で
寄付を行ったと見るのが、ごく自然だと考えます。
たとえ、収益だけでは額が足りず
一部、あるいはかなりの額を、編集部なり会社なりが負担してくださったにせよです。
であれば、おおまかでも構いませんから、
製作コストや販売促進経費がどれぐらいかかったのか
そしてその結果、預かった寄付金からどれだけ寄付をしたのか
ぜひとも明らかにしていただきたい。
それでも公表できないのであれば、なぜ公表できないのか
数字を出せないのか、出したくないのか、出すと支障があるのか
理由を明らかにしていただきたいと思います。

これまで重ねて申し上げてきたとおり
社会貢献事業としてピンクリボン・チャリティを行うからには
単に「寄付をすればいい」というのではなく
間接的にかかわってくる乳がん患者、消費者に
きちんと説明できてしかるべきだと考えるからです。

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今後についてですが
編集部では、かねてからおっしゃっていた通り
ピンクリボン・チャリティを継続していくお考えとのことでした。
こちらからは、次回はセミヌードという形はとらず
充分に内容を検討してほしいこと、
患者の受け止め方が分からないのであれば
日本対がん協会、乳房健康研究会、あるいは乳がん患者会なりに
問い合わせてほしいこと、
さらに、消費者がグラマラスを買う時点で
自分のチャリティへの貢献度を具体的に実感できるような価格設定をしてほしいことを
お願いしてきました。

いろいろと疑問を感じた部分もありますが
長時間にわたって対応してくださったことに感謝しています。

編集部の誠意ある回答をお待ちしています。

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コメント

_ 飯嶋 ― 2008/08/23 21:09

大変お疲れ様でした。誠意のある回答がないと困りますね。

_ てらだ ― 2008/08/23 23:20

飯嶋さん、ありがとうございます。
納得のいく回答を期待して、待ちたいと思います。
しかし、講談社というのは社屋もほんとうに大きいのですね。
ロビーの中に「林」まであって、圧倒されてしまいました。

_ さるすべりー ― 2008/08/24 22:29

本当におつかれさまでした。

「グラマラス」が、乳がん患者も含めた読者層を獲得し、
広く評価され支持される雑誌になっていただくためにも、
何卒ご熟考頂きたいですね。

_ てらだ ― 2008/08/25 02:14

さるすべりーさん、ありがとうございます。

そうですね。担当の方が情熱をもって、「グラマラス」という雑誌づくりに臨まれていることは、お話をしていてよく伝わってきました。いろんな考え方があろうかと思いますが、今回のことを契機に、私たちが求めるような、がん患者を疎外しない視点を強化していただければと願ってやみません。

_ aki ― 2008/08/28 01:49

お疲れ様でした。
お書きになっているように、乳がんに対する知識が皆無に近く、しかもチャリティの透明性すら、当事者である編集部が認識してないことには、発売前から、唖然呆然でした。
雑誌が売れればいい、タレントもハクがつけばいい、程度の発想で、安易に乳がんをダシにして欲しくはありません。だって、命の問題なんだし。告知を受け、手術や様々な治療を受け、人生でも稀に見るショックを検査のたびに経験せざるを得ない患者の気持ち、そして、女性としての感情までお涙頂戴もしくは儲け主義もしくは売名にされては、たまりません。
私は既にオバサンですが、それでもショックなわけで、非常にリスクが高くなった娘だったらと思うと、やはり発言せざるを得ませんでした。

_ てらだ ― 2008/08/29 02:45

akiさん、コメントありがとうございます。
悪意をもってなされた企画だとは決して思いませんが、もう少し慎重に準備していただきたかったという印象は確かにぬぐえません。
次回は改善してくださるものと信じていますが……。

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