手術2008/07/19 08:35

昨日は、がんの告知について書きました。
今日は手術について。

乳がんと診断されると、ほとんどの患者が外科手術を受けることになります。
人によって受け止め方はさまざまとはいえ
手術によって乳房をうしなったり、形がくずれたり
胸に傷あとが残ることは事実として避けられません。
部位が体の表面に近いということは
体の輪郭の変化が目につきやすいということでもあります。
お風呂で鏡を見るたびに悲しくなるという患者も少なくありません。

胸の近くのリンパ節にすでにがんが転移している
あるいはその可能性が疑われる人は
リンパ郭清といって、周囲の脂肪ごと切除する処置を受けることがあります。
その場合、腕がむくみやすくなるなど、リンパ浮腫のリスクをかかえます。
子宮の手術などでリンパを取った方も、足にリンパ浮腫がでる恐れがあるそうです。

また以前にも書いたように、かつては「ハルステッド法」といって
乳房のみならず、脇の下のリンパ節、さらに胸の筋肉まで
ごっそり切除してしまう方法が標準とされていました。
その後、限定的な切除でも生存率に変わりがないと判明。
それに伴い、大胸筋は温存して乳房をすべて切除する方法(いわゆる全摘手術)が
主流になってきたのは、1989年ごろの模様。
さらに、しこりの周辺のみをとる方法(いわゆる温存手術)がひろがったのは、
それよりもあと、1990年代後半で、
2003年ごろにようやく全摘手術と温存手術がほぼ半々の割合となったようです。
(参考資料:「乳がん診療ガイドラインの解説」金原出版)

あと、入院も手術も初めてだったわたしにとって衝撃だったのは
手術には家族がよく立ち会うじゃないですか。
外科手術の場合、摘出したブツを家族に見せるのが基本なんですね。
その話をあらかじめ人から聞いていたので
そういうのが苦手なうちの夫には見せないでくれと
あらかじめ先生にお願いしておきました。
……わたしが見たかったな。
結局、写真でしか見ていません。


入院日数は、意外と短いです。
昔、抗がん剤治療を入院して受けるのが普通だった頃は数ヶ月におよんだそうですが
今ではわたしの通院先で、標準1週間(手術は通常入院3日目)。
都心では「3泊4日」のところも多い様子。
医療費削減のため、入院期間はどんどん短縮される傾向にあるようです。

肝心の費用ですが、実はわたし
入院中に乳腺にくわえて別の部位で簡単な手術を受けたため
乳がんの手術だけだといくらなのかよくわかりません。
おそらく3割負担で十数万円ではないかと思うのですが……。
一度に大金が必要になりますが、
「高額療養費制度」で一定金額
(一般的なケースで月額80,100円)以上は戻ってきますし
医療保険などに入っていて手術給付金がでれば、まずカバーできるかと。
ただし5日間以上入院しないと入院保険金が出ないタイプの保険は
手術給付金も5日間以上入院しないと出ないのが基本のようなので、要注意。


次回は、「放射線治療」について。

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