筋のとおったピンクリボンチャリティを!2008/07/13 08:00

署名のほう、患者会や関連団体へのお知らせをまだまだ続けています。
応援してくださっている方と手分けして、メール便に電話にファックス……。
それぞれ治療や仕事をしながらの活動ですので
電話も1日に数件しかかけられなかったりしますが
「あの企画は疑問に思っていた」と好意的な反応をいただくと
頑張らねば!と思います。

署名期間は

「7月末まで」

どんな集まり具合か、こそっとでも結構ですので
お知らせいただけると、ちと安心します。よろしくです。
署名簿は20人分も書ける大サービスの仕様になっていますが
お一人さまでも大歓迎です!

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6月7日の署名開始以来、1ヶ月以上にわたって
ピンクリボンの歴史や、乳がん関連団体、チャリティの透明化について書いてきました。

ピンクリボン・チャリティによる寄付金が
マンモグラフィー検診の推進だけでなく、乳がんの自己検診の普及
さらには患者の支援やがん研究など、その他の事業にも生かされているのかどうか。
それを判断して議論を進めるために必要なのは
やはり詳細な情報開示だと考えます。
情報が公開されてこそ
ここが変だ、ここが足りないといった議論が成立しうるからです。

ピンクリボン運動自体は否定しません。早期発見は確かにとても大切です。
それに企業の販売促進活動も当然のことです。
また、組織がなにか活動を持続させていくには、資金が必要なのは事実です。

この署名活動にしても、紙代や郵送料など、なにかと費用がかかります。
今回は、署名簿を会へ送っていただく切手代をみなさんにご負担いただいていますし
お知らせ発送にかかる費用を支援者の方が負担してくださったりして
なんとかなっていますが
これがもっと大規模で、多額の費用がかかる活動をしたいとなるとそうはいきません。
どうにかして活動資金を調達してくるか
あるいは企業化して採算がとれるような事業にしていくか
何か手をうつ必要があります。

そして資金調達のひとつの方法として
ピンクリボンをかかげたチャリティをおこなったり
それによってあつまったお金を寄付してもらうことも必要になるのでしょう。

今おこなわれているピンクリボン・キャンペーンには
良心的できちんとしたものがたくさんあるはず。
それはわかっています。

でも、たとえば現在
女性だけでみても乳がんと患者数が変わらない大腸がんについては
大々的なリボン運動は展開されていません。
胃がん、肺がんも女性の年間死亡者数が乳がんより多いのに
リボン・チャリティは行われていません。

いったいなぜなのか?
まさか乳がんが利用しやすいから利用しているのでは?

また、なぜ早期発見に重点がおかれるのか?
まさか患者相手の活動とちがって今健康な人にアピールする活動であれば
明るく華やかな演出をほどこしやすく
商品の売り上げ増加につなげやすいから?

そんな疑念をはらすためにも、安直な企画が排除され
充分な情報公開を伴う、筋のとおったピンクリボン・チャリティが常識となるよう
心から願っています。


次回からは、「乳がん」という病気と治療について取り上げます。
とはいえ、わたしは医療の専門家ではありませんので
乳がん患者となって初めて知ったこと、気づいたことなどを中心に
書いていこうと思います。

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コメント

_ yrk ― 2008/07/13 10:34

男性固有の前立腺がんも、近年患者数が増えています。
http://www.takeda.co.jp/pharm/jap/seikatu/zg/

こちらも早期発見・早期治療により治るにも関わらず、
ピンクリボンのような、社会全体の目に触れる運動は行われておりません。

私もピンクリボンを否定するつもりはありません。
ピンクリボンにより、診断技術も向上し、機材も揃えられ、検査費用も格段に安くなりました。
この功績は称えられて然るべきです。

しかし、それだけに、なぜピンクリボンだけなのか、
なぜ、他のがんでは啓蒙運動やチャリティが行われないのかという疑問はふつふつと沸いてきます。

_ ― 2008/07/13 17:28

はじめまして。
ブログ、時々拝見させて下さい。
どうぞよろしくお願いします。

_ カボコ ― 2008/07/13 21:50

yrkさんのご意見に一部同意です。
>なぜピンクリボンだけなのか、
>なぜ、他のがんでは啓蒙運動やチャリティが行われないのか

企業が協賛に手を上げ易い土壌を作り上げてきた事実は、並々ならぬものだったかと。でも方向が違ってきた。
この方向性をいつもまでも良しとしていると、ますます他の病の啓蒙活動も起こりにくくなる気がします。

_ ぽん ― 2008/07/14 09:00

ピンクリボンって、成功したチャリティ活動ってことになるんでしょうね。患者会がずいぶんこの活動に協力してきた経緯を考えると、頭が下がると同時に、なんで患者さんが早期検診のために走りまわらなきゃいけないんだろうと疑問も湧きます。

_ ともハハ ― 2008/07/14 14:27

あまり盛り上がっているとは言えませんが、アサピ新聞がブルークローバーキャンペーンという前立腺がんのをやっています。2匹目のドジョウねらいでしょう。
http://www.asahi.com/blueclover/
あと、小児がんで、ゴールドリボンというのもありますが、こちらは企業も病院の近くに家族が安く宿泊できるところを提供するなど、きちんとした活動ではないかなと思います。

_ yrk ― 2008/07/14 16:03

なるほど、ブルークローバーですか。

確信は全くないのですが、
企業の社会貢献が企業価値評価の項目の1つとなった時期と
ピンクリボンが注目された時期とが重なったのではないかと
思うのですが、そのあたり、如何でしょうか?
そして、女性に受けると企業イメージがアップするし、
他の社会状況も重なり若干変質したのではないかと思ってます。

企業の社会貢献も同じ業界なら横並び的なところもあり、
CSR評価会社がどういう評価をしているのか興味があります。

_ てらだ ― 2008/07/14 23:20

皆さん、コメントありがとうございます。
せっかく議論が盛り上がってきているのに
最近加速度的にドタバタ度を増してきて
ちゃんとお返事できなくてごめんなさい。

リボンキャンペーン、徐々にいろいろと増えているようですね。啓発活動の大切さを思うと、シンボルマークの必要性もわかりますが、あまり色が増えても覚えきれないし、難しいところ。

いずれにせよ、「チャリティ」と啓発活動は、また別の話。
どんなマークを旗印にかかげるにせよ、透明性のあるチャリティをおこなってほしいと思います。

_ 真ノ宮 ゆな ― 2009/04/27 23:02

てらださん、早速のリンクありがとうございました♪
わたしも“ポチッ”としました^^

ピンクリボンのこと、チャリティのこと、
イメージだけではなくて、ちゃんとその実態を明らかにしていきつつ、本当に患者にとって「ありがとう」と言えるような活動にしていくにはどうしたら良いのか、
わたしもゆっくりと考察してみようと思います。

どうぞよろしくお願いいたします♪

_ てらだ ― 2009/04/29 16:38

真ノ宮さん コメントありがとうございました!
HPのリンク集を更新するところで力尽きて(?)
こちらに気づくのが遅れてごめんなさい。

ごはん日記、興味深く拝見しています。
真ノ宮さんに比べたら全然いい加減ですが、わたしも玄米やら野菜やらをなるべく食べるようにしているうちに、すっかり動物性の脂に弱くなってしまいました。
こちらこそ、これからもどうぞよろしく <(_ _)>

_ (未記入) ― 2009/09/10 13:28

>なぜ、他のがんでは啓蒙運動やチャリティが行われないのか

誰もが人任せで手を挙げる人がいないからではないでしょうか。。

_ てらだ ― 2009/09/12 14:08

(未記入)さん

> 誰もが人任せで手を挙げる人がいないから

確かに当事者に関して言えば、病気がからむことですから、現在進行形で治療していてそれだけで手一杯ということもあると思います。でもここでわたしが言いたかったのは、そしておそらくyrkさんがおっしゃろうとしたのは、当事者以外の人々の動きです。乳がん=ピンクリボンについては、企業を巻き込んでハデな啓発活動やチャリティ・イベントがおこなわれているのに、なぜ他のがんではそういう動きにならないのか、という疑問です。
卵巣がんや子宮頸がん、すい臓がんをはじめ、当事者が懸命に活動してらっしゃる様子も耳にしますが、なかなかピンクリボンのような大々的な動きになりません。
ただ、優秀な人材や企業を集めて、ハデなだけで浮ついたお祭り騒ぎを繰り広げるよりは、地味でも着実な活動をしたほうがはるかに意義あることのようにも思います。

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