米乳がん関連団体の報告例2008/07/09 10:09

昨日は、チャリティを行う企業側の報告を見てみました。
今日は寄付金を受け取る団体の報告についてです。

署名の要望内容にもあるとおり
日本対がん協会のウェブサイトの「ほほえみ基金」に関するページには
基金の運営状況に関する情報がありません。
協会全体の収支計算書は2002年度分から公表されていますが
「ほほえみ基金」単独の詳細は不明という状態です。

乳房健康研究会についても、2007年度分のアニュアルレポートがあるだけで
収支計算書を含む詳細な事業報告は公表されていません。
所轄庁である内閣府でも規定により
2005年~2007年の過去3年分を縦覧できるのみです。

ほかのピンクリボン関連団体についても、ホームページを見るかぎり
文章としての活動報告はあっても
会計報告を含む年次報告を公開しているところは見当たりませんでした。

ですが、ピンクリボン発祥の地アメリカの乳がん関連団体を見てみたところ
それぞれの形で会計報告や企業からの寄付の情報を公表していました。

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全米乳がん連合(NBCC)
2006年度の報告では、資産状況と、円グラフで示された収支報告のほかに
企業・団体と個人の寄付者が
「100万ドル以上」「50万ドル以上100万ドル未満」といった区分ごとに示されている。

スーザン・G・コーメン・フォー・ザ・キュア
簡単な財務情報を含む年次報告書のほかに
会計監査済みの財務諸表が公開されている。

乳がん研究基金(BCRF)
寄付をしてくれる企業それぞれについて、その内容を公開している。
たとえばリストの最初にある企業「アメリカン・アトリエ」の場合
「ピンク・スカラップ・ディナーウェア・セットが1セット売れるたびに
4ドルが寄付される」など。
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「欧米では○○しているのに、日本は遅れている」などという言い方は
あまり不用意にしたくありませんが
ピンクリボン自体、いわばアメリカから輸入されたもの。
だったら、筋のとおったピンクリボン・チャリティにしていくための方法も
アメリカにならうべきなのかもしれません。

次回は、医療分野ではない団体の報告例を見てみます。

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_ 飯嶋洋治のフリーライターの現場から - 2008/07/10 01:47

『厚生労働』ピンクリボンフェスティバル座談会を読んで感じたことを書き連ねているこのシリーズも10回目。あと1回で“このシリーズ”は終わりにしたい(予定)。あくまでもこのシリーズは、だが。 本当は、自主的に取材をしなければいけないと考えているのだが、さまざまな