米国でのピンクリボン誕生の経緯22008/06/13 10:58

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さて、昨日から「ピンクリボンの由来」について
アメリカ版のウィキペディアで“Pink ribbon”の項目を見ています。

ニューヨーク・タイムズ紙が1992年を「リボンの年」と宣言したという話の続きです。


1991年の秋、「スーザン・G・コーメン乳がん基金」がイベントの参加者にピンク色のリボンをくばった。

(訳注:この基金は乳がんでなくなったスーザン・コーメンの妹ナンシー・ブリンカーが1982年に設立したもので、現在は「スーザン・G・コーメン・フォー・ザ・キュア(Susan G. Komen for the Cure)」と名称を変えています)


1992年の初め、女性向け健康雑誌『SELF』の編集長アレクサンドラ・ペニー(Alexandra Penney)が、「乳がん意識向上月間(Breast Cancer Awareness Month)」の特集企画を検討するなか、化粧品会社エスティー・ローダー社の副社長エヴリン・ローダー(Evelyn Lauder)に協力をもとめ、2人はリボンを作ってニューヨークの店舗で配布することを思いついた。だが色はまだ決まっていなかった。

シャーロット・ヘイリーという女性が、「ピーチ色」のリボンをつくり、それに「国立癌研究所の年間予算は18億ドルで、癌の予防研究に使われるのはたった5%です。このリボンを身に付けて議員たちとアメリカの目を覚ましてやってください」と書かれたカードを添えて売った。『SELF』のペニーとローダーはヘイリーに一緒に組んでやろうともちかけたが、ヘイリーは2人の姿勢があまりに営利重視だとして、申し出を断った。

(訳注:この女性の名前、ウィキペディアではCharlotte HayleyとなっていますがHaleyが正しい綴りのようで、祖母や姉妹など、家族に何人も乳がん患者がいた模様)


弁護士に相談したペニーとローダーは、別の色をえらぶように助言をうけた。そして「ピンク色」のリボンが、乳がんの意識向上の国際的シンボルとしてえらばれた。


その後エヴリン・ローダーは
1993年に「乳がん研究基金」(Breast Cancer Research Foundation)を設立し
ピンクリボン運動を展開していきます(エスティーローダー社ホームページより)。

やはり化粧品会社であるエイボンが
「乳がんにさよなら」活動として寄付金付きの製品を販売しはじめたのも
同じく1993年のことです
エイボン社のホームページより)。

ウィキペディアは、インターネットの一般ユーザーが
自由に書き込める情報サイトです。
大勢が記述に参加することで、内容の信憑性はたかまると言われていますが
すべてをそのまま鵜呑みにするわけにはいかないかもしれません。

でもどうやら、乳がん患者のために組織だった運動が展開されだしたのは
80年代か、あるいはもっと古くからのことで
ピンクリボン自体は、1992年前後に複数の企業・団体が
患者の支援活動やがん研究の促進、啓発活動のシンボルとして
使いはじめた模様です。

さて次回は、ピンクリボンについて、ひとつ誤解されがちな
重要な点を取り上げます。

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コメント

_ みゆりん ― 2008/06/13 14:54

ピンクリボンについて、昨年までなんの疑問も持っていなかったけれど、きちんと起源を説明している団体って意外と少ないんですよね。

ブログ興味深いです。

_ てらだ ― 2008/06/13 21:26

みゆりんさん、あらためて考えてみると、いつ「ピンクリボン」という言葉を知ったのか、記憶があやふやです。
十年ぐらい前かなぁ、エイボンが寄付金付き口紅を売っていると知ったのが最初だったような気もしますが……。

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